バーミンガムスモールアームズ
1950年式のB31を未修理状態の現状で譲って貰いました。
このバイク数年前に見てめっちゃ欲しかったんですが、アメ車仲間の所に。
結局時間がなくて良くも悪くもならずそのまま綺麗に保管され、予約してたんで連絡ありました(^^)
スクール通勤号として、復活プロジェクト開始!
まずは洗礼を受けました。
前ブレーキがすぐロックして戻らなくヤバイので後ろブレーキの微妙なロック現象を回避しながら常に時速20キロぐらいで引き上げ。
山道は車が少ないので、えっ茶に車で後ろ走ってハザード炊いてもらいながら走行。
ゴールデンウイーク中の昼前だったんで、猪名川の道の駅渋滞があると思い、抜け道選んだら、そこもダメでした。
ブレーキダメなんで、追い越しなんかしたらコケる自信あったし、のんびり行く感じでしたが、結果10分ほどでエンジンストール。
オイルは止まるとだだ漏れ部分からマフラーに垂れて、まるでバーンナウとしてるような感じで注目の的に。
コンビニまで押して、エンジン冷まして、キックを500回ぐらい踏んだけどエンジンかからず。後からわかったんですが進角のワイヤーがささくれていて、良い位置にいかなかったのが原因でした。
結局キック頑張りすぎて、サイドスタンドいきなり外れ、立ちゴケ(u_u)
クラッチレバーに挟まれそのままレバーが曲がり血が溢れでました。
もう治ったんですが、傷ガッツリ残りました。
とりあえずJAF様に電話したら、10キロぐらいまで帰ってきてたんで、無料で簡単に運んでいただき、無事倉庫へ。
その後エンジンはかかったんでオイル漏れとブレーキと、キックのバネ交換の為にバラシ始め。
スミスの機械式メータは生きてました!
動きがカッコええ。
なんせ置いてるだけで床がオイルまみれになるので、まずはシリコンオフで洗浄。フロントフォーク部分もダダ漏れ。
ばらします。
バイクはよくわからない。
フロントフォークの外し方がよくわかりませんが、なんとかなりました。
グリスなんか粘土みたいだし、フロントフォークの中身は汚い砂だらけのオイル。乗り心地もスカスカでしたから。
バラすと安心感は出てきます。
マニュアル仕入れるのと、最初はパーツをebayで探してましたがなんせ送料で資金不足になります。
イギリスで専門ショップを見つけパーツリスト通りのネジ一本から注文出来、パーツ困らないようになりました。
ってことで、ガタガタのマグネトーを分解してベアリングや、ブラシやら交換。バラしてみるもんですね。中で、古いブラシが落ち込んでベークライトが破損してちぎれかけてました。
パーツあるならバラしてしまえって事で、色々バラすと不具合が見つかります。
タペットの棒は折れてて抜けるし、オイルポンプのギアは擦り切れて尖ってるし、オイルラインの詰まりで片方のロッカーアームが焼きつき寸前とか、本気のレストア状態になってます。
一つ困ることが。
オイルを洗ったり磨いたりすると以外と綺麗になりすぎてしまうのです。
こんなボロくてちゃんと走るの?
のヤレ感を何としても残さないと。
よく言われるのがバラしたら新車みたいに綺麗にしないと勿体無いとか。僕とは考え方が違うので、普通の人からしたら正解ですね!
新品ネジ、パーツ、塗装までしたら確かに新車みたいになり、値打ちも上がる。わかってますが、お金もかかるし、少しの傷でも気を使う。知らない人が見たら新車購入したんかな?とか。
綺麗なんもなんか気になり始めてきた。
でもやる気になればレストアやり直せばいいかな。
綺麗にしたらまた同じぐらいのオーラ出すには65年かかるんだから。数年はメンテ不足もあるけど(^^)
キックはバネ折れてました。
他色んなベアリング交換と、外れない部品とか焼いたり色々大変でしたが何とかなりそうな感じ。
並べないと何の部品かわからなくなるんで。バイク屋さんは凄いなぁ〜
しかし組めるのか?最悪走らなくても飾りにぐらいに考えてれば気は楽だ。
オイルがダダ漏れの一部分ですかね。
慣れてない溶接で一度は穴は広がったんですが何とか埋めれました。
ミッションはだけはなんか綺麗でした。問題なさそう。
綺麗に洗いながら組み始め。
ブレーキシュー使えそうだったけど効きが悪かったら嫌だし、せっかくだから、バネごと注文。
またバラさないと。
で、
この状態で放置して出張。ピストンとかパーツのバックオーダーも届きましたが、作業は進まず。
ウインカーはどうしようか迷うんだが、通勤号だから周りの人の為にもつけときたいな。バックミラーも買わないと
手信号気づかれないだろうし
それよりも記憶が薄れてきてヤバい。
本当に組めるのか心配に⁉️